空き家の放置はリスクになりつつあります。

空き家に対する見方は年々厳しくなっています。所有者への罰則強化など空き家に関する法令の整備も進み、もはや空き家をほったらかしにできる時代ではなくなりました。この機会に、空き家をどうするか考えてみませんか。

空き家が問題に

最近、都内でも空き家が増えています。長らく放置された空き家は、劣化により倒壊したり、景観を損なったりと、地域全体にマイナスの影響を及ぼすものと考えられるようになっています。

活用できない空き家も

「駅から遠く、借り手を見つけるのが難しいと言われた」「賃貸したいがリフォーム費用が高額」。理由は人それぞれですが、相続した空き家を活用できずにいる方は多いのではないでしょうか。

空き家法と空き家条例

ここ数年で、空き家法や空き家条例が制定され、所有者には適正な管理が求めらるようになっています。これにより、管理されていない空き家の所有者には罰則や罰金が課せられるようになります。

相続登記の義務化

これまでは、所有者が亡くなっても相続登記されず、所有者不明になる物件が多くありました。ただ、令和6年4月1日より相続登記が義務化され、所有者不明の空き家対策が強化されます。